2024年伊勢神宮ツアー事前セミナー 2024年伊勢神宮ツアー事前セミナー

※本セミナーは6月に開催します伊勢神宮ツアーの事前セミナーです。
本セミナーを受講された方にツアー申し込みの優先権をお渡しします

道幸です。

私が毎年6月に開催しています伊勢神宮ツアーは2024年で13回目になります。

私のツアーは、ただ当日集合して参拝するというだけでなく

ツアーでの氣づきや学びを深めてもらうため

ツアーの中、そしてツアーの前に講義を行い、神道世界について学んでから参拝してもらう形になっています。

今回ツアーの事前セミナーとして取り上げたのが伊勢神宮と出雲大社。

この2つの神社はともに日本を代表する神社であり伊勢・出雲など「対」の形で表現されることが多いお宮です。

2013年、この2つの神社は「遷宮」と呼ばれる一連の祭祀が重なったため、

「ダブル遷宮」としてメディアに取り上げられました。

引用元：伊勢神宮公式サイト https://www.isejingu.or.jp/sengu/
産経WEST：https://www.sankei.com/article/20160323-N2XP465425ONZPRVZP33ZQCQ4M/

その翌年、2014年には

出雲大社権宮司の千家国麿様と高円宮憲仁親王の第二女子、典子女王とのご結婚が発表され「伊勢、出雲のご結婚」などとメディアがさわぎました。

伊勢神宮の主祭神は天照大御神（アマテラス）。天上界（高天原）におわす神々の代表。

出雲大社の主祭神は大国主命（オオクニヌシ）。地上界の神々の代表。

古事記、日本書紀によると、大国主命は自分たちが開拓してきた地上界を高天原の神々に譲り、代わりに大きなお社を作らせた・・と記されています。

そして天照大御神の孫の瓊瓊杵尊（ニニギノミコト）が部下の神々を連れて降臨され、

そのひ孫にあたる神倭伊波礼毘古命（カムヤマトイワレビコノミコト）が大和に入り、日本を建国したといったことも記されています。

そうなると天照大御神をはじめとする天つ神を祀る伊勢神宮と、大国主命をはじめとする国つ神を祀る出雲大社は勝った方と負けた方、征服した方とされた方という「一対」で語られるとわかりやすいです。

しかし実際のところ神道という信仰は、伊勢と出雲の神々だけで語られるほどシンプルではありません。

もっともっと重層的で多面的で複雑というか、いろいろな神々の世界が含まれているのが神道の世界なのです。

1972年北海道生まれ。ビジネスプロデューサー、神道家、スタープラチナ株式会社代表取締役。

経営コンサルタントとして20年で年商3000億の大手商社をはじめ300社以上の企業を指導し、3000人以上の人々を成功に導く。タイやモンゴルなどアジア圏におけるビジネス展開の指導も行っている。

また、神道や武士道を研究し、神道系の甲州流柔術 奥伝（五段相当）を取得。武士としての名、京神（けいしん）を授かる。日本の精神をビジネスに活かすことを提案している。

毎年主催している「伊勢神宮ツアー」では、約300人で特別参拝。2018年8 月、義経神社全国崇敬会初代会長に就任。静流神舞の統括プロデューサーも務める。

作家として、本名の「道幸武久」名義で10 万部超えのベストセラー『加速成功』（サンマーク出版）や、『壁を崩して橋を架ける』（集英社）など10冊以上を出版。また「道幸龍現」名義で最新刊『ビジネスエキスパートがこっそり力を借りている日本の神様』（サンマーク出版）がある。その他書籍のプロデュースは50冊を超える。

2023年、モンゴルを代表する劇作家 ソロゴドッグ・ジャルガルサイハン氏の小説「チンギス・ハーン秘史」の「クラン」章の翻訳と電子書籍化を監修。海外書籍の出版マーケティングの形を提案。

いろいろな神々の世界がある中で

もっとも重要なのが天之御中主神（アメノミナカヌシノカミ）です。

古事記によると

天地（あめつち）初めて發（ひら）けし時、

高天の原に成れる神の名は、天之御中主神。

次に高御產巣日神。次に神產巣日神。

この三柱の神はみな獨（ひとり）神と成りまして、

身を隠したまひき。

（岩波文庫「古事記」より）

と書かれており

アメノミナカヌシは最初に現われた神であり、すぐに姿を隠してしまいました。

日本書紀には国常立尊（クニノトコタチノミコト）が最初に現われたと書かれていますが、近い存在として私は捉えています。

アメノミナカヌシは日本の高額納税者として有名な斉藤一人さんが盛んに紹介されている神様でもあります。

アメノミナカヌシはそのあとに出現しました高御産巣日神（タカミムスビノカミ）と神産巣日神（カミムスビノカミ）とともに造化三神（ゾウカサンシン）と呼ばれたり

その三柱（神様は「柱」で数えます）のあとに出現した宇摩志訶備比古遲神（ウマシアシカミヒコジノカミ）と天之常立神（アメノトコタチノカミ）を含めて別天津神（コトアマツカミ）とも呼ばれています。

つまり、アメノミナカヌシはそれだけ特別な神様なのです。

アメノミナカヌシは最初の神であるだけでなく、北斗信仰、妙見信仰の考え方が入り「根源の神」と考えられるようになりました。

根源の神ということは、その後に現われたすべての神々の大元、頂点にあたる神。

つまりこういう図式になります。

アメノミナカヌシは隠れた神。見えない世界の神様です。

これに対してアマテラスとオオクニヌシは見える世界の神様です。

ただアマテラスは太陽神。いわば見える世界の光の神様。

オオクニヌシは幽冥界の神。いわば見える世界の闇の神様。

それぞれ担当分野があり、そういう意味では神道は多神教の世界。

ただしすべての存在は見えない世界、「空（くう）」ともいうべき世界から生み出されます。

「空」はアメノミナカヌシの領域、管轄。

アメノミナカヌシがすべてを司っていると捉えることができます。つまり一神教の世界。

神道は、多数の神々が存在する「多神教」であるとも、すべてがアメノミナカヌシに集約される「一神教」であるとも言える、独特の信仰ということです。

さきほどのアメノミナカヌシと伊勢神宮、出雲大社の図をもう一度見てください。

この三角の図式は他の信仰でも見られますね。

例えばキリスト教の祈りの言葉に「父と子と聖霊の御名によって。アーメン」

父とは「父なる神」、子とは「神の子イエス・キリスト」、そして「聖霊」。

この三者が一つであるとする「三位一体」という言葉もありますね。

またヒンドゥー教では

中心となる神としてブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァの三神が祀られ、さらにこれら三柱の神々は一体であると考えられてもいます。（トリムールティ）

キリスト教やヒンドゥー教といった神道以外の信仰でも神聖なる存在が３つ相並ぶ、似た図式があるというのは

これらの信仰が決して無関係ではなく、つながるものがあるとも考えられます。

2ではなく3。

２つだと、人はなぜか「ＡかＢか」といった二元論、対立するものとして捉えがち。

先ほどの伊勢神宮と出雲大社もそうですね。

伊勢神宮・・アマテラス・・天つ神・・征服した側

出雲大社・・オオクニヌシ・・国つ神・・征服された側

といった感じ。

しかし３つになると、対立しているというより三位一体、三神一体のように本質的に１つであるとしたり、

それぞれが独立しながらも均衡し調和している、バランスが取れているというイメージになっていきます。

三角の安定した形が均衡、バランスといったイメージを呼び起こさせるのかもしれません。

なお、私は本名・武久、僧としての名・龍現、そして武士としての名・京神（けいしん）の3つの名前があります。

私という一人の存在に3つの名前があることで私の活動が多面的に表わされ、私個人としても精神が安定し、生き方のバランスが取りやすくなります。

アメノミナカヌシと伊勢神宮（アマテラス）と出雲大社（オオクニヌシ）との3つは

相並んで調和が取れ

多神教であり一神教でもある。

神道の本質はここに含まれています。

そしてこのことは他の信仰にもつながり、世界へと広がっていくのです。

アメノミナカヌシと伊勢神宮（アマテラス）と出雲大社（オオクニヌシ）との関係を深く解説していくとともに

三位一体で示される他の神仏やこれまで隠されてきた古代日本の姿を土台に神道の本質を学んでもらいます。

今回のセミナーは

松本市と岡山市の２カ所でリアル開催します。

その後、別にＺＯＯＭを用いてオンライン配信も行います。

伊勢神宮ツアーに参加するには、

・松本市のセミナー
・岡山市のセミナー
・ZOOMでのオンラインセミナー

のどれか1つを受講してください。

セミナー会場で案内チラシを配布しますし、

セミナー終了1週間以内にメールやFBメッセンジャーグループで、伊勢神宮ツアーの案内を配信（投稿）します。

このチラシや案内メッセージから伊勢神宮ツアーに申し込むことができます。

さらにセミナーに参加された方には

Facebookメッセンジャーで参加者専用グループに参加してもらい、私がフォローメッセージを６月末まで投稿していきます。

事前セミナーとフォロー投稿で学んだ上で６月の伊勢神宮ツアーに参加してもらうと

外宮、内宮の中に今まで気づかなかったさまざまなものが見えてくるでしょう。

１３回目となります２０２４年の伊勢神宮ツアーに向けての事前セミナー。

あなたの参加をお待ちしています。

どうこう

【松本セミナー】

■開催日時：2024年3月10日(日)  16時～19時

■会 場：ゲストハウス壱山宿場　5F会議室
所在地：〒390-0811　長野県松本市中央2丁目1-12 壱山ビル

■参加費：22,000円(税込)

■お申込方法
松本セミナーへのお申し込みは以下のボタンからどうぞ。

 

【岡山セミナー】

■開催日時：2024年3月20日(水・祝)  14時～17時

■会 場：​岡山コンベンションセンター　405号室
所在地：〒700-0024　岡山県岡山市北区駅元町14-1

参加費：22,000円(税込)

■お申込方法
岡山セミナーへのお申し込みは以下のボタンからどうぞ。

 

【ＺＯＯＭセミナー】

■開催日時：
・1回目：2024年3月30日(土) 19時～20時30分（90分間）
・2回目：2024年4月10日(水) 19時～20時30分（90分間）
※1 1回目と2回目では内容が異なります。両方ご受講ください。
※2 申込みとご入金が完了した方に、3月27日または28日にZOOMログイン用のIDとパスコードをメールまたはFBメッセンジャーグループにてご案内します

■参加費：22,000円(税込)

■お申込方法
ZOOMセミナーへのお申し込みは以下のボタンからどうぞ。